Wednesday, February 01, 2006

大晦日 & 音楽家たち


































大晦日に友人を呼び私の住んでいる住居でホームパーティを開いた。私の友人や友人の友人などで20人ぐらい集まった。イギリスでは家が広いので、よくホー ムパーティがある。私もコモンルームという共同の広いリビングがあるので、ホームパーティを開いてみた。この日は外国人から大好評のお手軽カレーライスな どを作った。招かれた人はだいたいワインなど持ってきてくれるので、その他飲み物、デザートが勢ぞろいした。パーティでは知らない人とかいるので、話をし たりして、適当に個人個人楽しみアットホームだった。また、この日は友人の新たな音楽能力を発見した日でもあった。クラスメイトのインドネシア出身ジャン 君は楽譜なしで、自分が覚えている曲をアドリブでピアノを弾いた。しかも、終わりがなく、いつまでも続く。時に歌いながら、そしてまたギターまで弾いてし まったのだ。ジャン君を知っている友人たちは感動!ジャン君は家にピアノはなく、音を聞いて覚えたらしい。たぶん学校や教会で練習したのだろう。ジャン君 はインドネシア出身だが珍しく(?)キリスト教を信仰している。小さいときから教会で音楽を聞いていて、音楽を聞くといつも音を想像して、その音が出てく るらしい。私は小さいときから楽譜を見てピアノを弾いてきたので、このような音を創造したり、アドリブで弾くことが出来ないので、とても刺激になった。い つかはジャン君みたいに自由にピアノを弾きこなしたい。また、多彩な能力の持ち主イギリス人のクリス君は自分が作曲、作詞したという歌をギターで弾き語っ た。彼は自分の歌をCDにし、市場には売り出していないものの自分のCDがある。こんなことがイギリスでは簡単にできている。日本ではプロフェッショナル とアマチュアにはかなりの溝があるが、イギリスでは自分がしたいことを自由にしていて、ここブライトンにはこんな自由なアーティストが多い。というか、ク リス君の周りにたくさんいる。
 そして、カウントダウン直前にクリス君のアーティストの友人の家でのカウントダウンパーティに皆で合流する。滑り 込みセーフで到着!家と聞いていたが、 ついてみると、バーのように人がいて(多分100人以上)、家だとは思えなかった。でも、中はとてもおしゃれなインテリアで、とってもあったかい。そこで 人々はビールを片手に踊っていた。ワオ!!カウントダウンの時間になり、カウントダウンを終え、皆でキスをし合い、「蛍の光」の英語バージョンを皆で歌っ た。これはスコットランド地方の民謡らしい。深夜を過ぎると自称ミュージシャンたちがとっても素敵な音楽を披露してくれた。皆自由にアドリブで最高の音楽 を奏でた。特に私はハーモニカとアコーディオンの音が気に入った。プロもアマチュアも線引きがなく、彼らは立派なミュージシャンだった。最初ミュージシャ ンと聞き、プロのこてこてのミュージシャンを想像したが、ここイギリスでは音楽に関わって、音を奏で音楽が好きな人をミュージシャンと呼んでいる。こうい う自由なスタイルが大好きだ。しかも、おじさんから若者まで勢ぞろいし、年齢を気にしないイギリス人。皆若い。日本人もこういう点は学ばなければならない と一人で感心していた。年齢に気をとらわれず、かっこいいおばさんに将来なりたいものだ。(一応、今は若者のカテゴリーに入っているつもり)

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