Sunday, February 05, 2006

初めてのチョコレートケーキはタイムオーバー!

昨日、初めてチョコレートケーキを作った。作ったこともないのに、今日のロズマリー(元雇い主、兼イギリスのお母さん)の誕生日会にはチョコレートケーキ を作っていくと豪語した。ということで、前日にリハーサルを行う。午前はついゆっくり時間を過ごし(ピアノを弾いていたら、時間があっという間に過ぎてい た)、ケーキを作るのを忘れてしまった。さて、作ろうと思ったときにはすでに2時。日本語のクラスが4時から。でも、不可能ではない。不可能であっても、 その可能性にチャレンジせずにはいられないのが、私なのだ。まずは2時からキャンパス内の店で卵を購入。たまたま友人から電話がかかり、この時間帯に作る のは無理と言ったが、人生不可能なことはないと信じ、ケーキ作りにとりかかる。まずは卵黄3つに砂糖40g、、、、えーーーっと、40g。 えーーーー!!??量りがない!!!そんなばかな。どうやって量を量ればいいんだ。全く分からない。即私のヘルパーに連絡を取る。ヘルパーの経験から、大 さじ1杯約8gとのこと。じゃ、大さじ大盛り10g計算で、ケーキ作り再開。チョコレートを溶かし、牛乳を混ぜ、小麦粉を加え、何と順調に作れている。こ の調子だと余裕で、時間内に終わらせられる。最後に卵白と砂糖を混ぜ、メレンゲを作り、混ぜれば終わり。簡単だ。と思ったが、またまた大ピンチ!!卵白と 砂糖を混ぜても混ぜてもメレンゲにならない。腕がつりそうになるぐらいまで必死で混ぜる。それでもだめだ。全くゴールが見えてこない。日本ではいつも機械 を使いこんな思いをしたことがなかった。こんなことをしていたら、終わらない。途中で諦め、オーブンに入れる。これで、後は40分待つだけ。しかし、20 分しかない。20分後オーブンの電源を切り、ケーキ作りを無理やり中断し、日本語クラスへ向かう。タイマーの使い方が分からないし、電源を付けっぱなしで 行くのは気が引け、電源を切った。こうして、私の初のチョコレートケーキはタイムオーバーに終わった。その後用事を済ませ、家に帰ると、チョコレートケー キが見かけはみすぼらしいけれど、ちゃんと膨らんでいた。食べてみると、上半分がまだ焼けてないけれど、ババロアみたいで、なかなかおいしかった。夜一人 で半分食べる。でぶへの道、まっしぐらだ。
 翌日、チョコレートケーキ本番日。私はいつもぎりぎりにならないと行動しないタイプで、またもや出発時間3時間前にケーキ作りに取りかかる。やっぱり、 メレンゲで止まった。今日は諦めずにメレンゲを作ろう。しかし、やっぱり混ぜても混ぜてもメレンゲが出来ない。必死になってかき混ぜる。おーーーっと。 とっても滑らかなメレンゲが出来てきた。しかし、時間がない。最後の要、メレンゲの角が立たない!これが立たないとケーキは失敗に終わる。でも、もう限界 だ。角を立たせずオーブンに入れ、今度は40分焼く。おーーー。見事な色の仕上がりだ。おいしそうなチョコレートケーキ完成。味は甘すぎずまあまあだが、 見かけはよい。とりあえず、ごまかせそうだ。チョコレートケーキをかばんにいれ、駅へダッシュ!今日は時間通りロズマリーの家に到着できそうだ。
 ロズマリー夫婦は、無事私のチョコレートケーキを喜んでくれた。今週末はチョコレートケーキ騒動をした週末となった。とりあえず、全てが無事完了し、今日は熟睡できそうだ。

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