Wednesday, February 01, 2006

またもやピンチ再来!!


 冬休みは遊びすぎた。実はタームペーパーといって、学期終了後私たちには7000語の論文が待っていたのだ。クラスメイトの「とも」曰く、私たちにとっ ては大晦日をカウントダウンするよりも、論文締切日(12日)の方をカウントダウンしていると言っていたが、まさにその通りだった。後から後悔!自分の本 分をまたもや忘れ、自分を解放してしまった。お正月後は12日までほとんど自宅にこもり、冷蔵庫の中が最終日には空っぽ状態になるまで、こもっていた。慌 てて、毎日一夜漬け状態で書いたので、内容的には満足はいっていないが、とりあえず提出時間20分前(3時40分)に滑り込み提出。テーマは大学時代の卒 論と同じ「児童労働」。今回はカンボジアにテーマをしぼった。また、英語のチェックもネイティブにしてもらい、前回11月に書いた3000語の論文よりも 内容的にはましかな。4月には10,000語とどんどん論文の量が増えていく。毎回論文を終え、思うのだが、次回は早めに準備しようというのが、私の課題 だ。
 さて、論文を提出し、クラスメイトと論文完了を祝おうということで、5時に学内のバーに行くと、誰もいない。実は私が論文提出したのは最後で、たまたま 会ったクラスメイトのバングラデシュ人アプナンとパキスタン人カンはその打ち上げの事を知らなかった。言いだしっぺのイギリス人リンは、私が学校に行った ときにはいなく、確認できなかった。実は私が一番最後に提出したので、学校に行ったときにはクラスメイトはもう帰っていて周りはしーんとしていた。遅すぎ た?それにしても、折角論文が完成し、自由の身になれるというのに、パーティをせずに寝てしまうのはもったいない(ほとんどのクラスメイトは睡眠不足で即 寝たとの事。私は1日4時間睡眠をとれば、毎日睡眠不足に困らず勉強できるという生活リズムを編み出し、あまり睡眠不足ではなかった)。ということで、友 人を探しにビールをかばんに入れ、キャンパス内の寮に住んでいる友人を訪れたが、実は私の学部以外の学部は論文締め切りが16日ということで、皆論文完成 の真っ只中で相手をしてもらえなかった。仕方なく、人が集まっている明るい電気のある方へ歩いていった(学内のスーパー)。やっぱり私の感はあたった。友 人ソウヘイ(レバノン人)に出会ったのだ。彼は語学交換をしている生徒で、彼からフランス語を習っている。しかし、いつも語学ではなく、料理を作って食事 をして、授業が終わっていて、未だに挨拶しか出来ない。ソウヘイは学部生なので論文を書かなくてよい。誰か一緒に祝ってくれる友人を探しているのだという 話をし、ソウヘイからの言葉を期待していると、(というか無理やり私が言わせた?)ソウヘイは言ってくれた。「じゃ、一緒に祝ってあげるよ。」ということ で、ソウヘイの住んでいる「ルイスコート」というキャンパス内の寮に行き、ソウヘイが作ったスパゲティをごちそうになり、ビールで乾杯。ソウヘイの部屋は 1ヶ月92パウンドでシャワー付きのかなり広いスペースのフラットに住んでいる。ここは障害者が車椅子で移動できるように特に廊下の幅を広く設計されてい る。ソウヘイの部屋には大きなCDコンポがあった。フランスから持ち込んだとの事。大きなスピーカーがあり、音が明瞭でノートパソコンからの音楽がとても きれいに響いた。ソウヘイはのりのりで音楽を聞いていて、レバノンの音楽など色々聞かせてくれたが、どうも私が好きな音楽がなく、ソウヘイはちょっと困っ ていた。その後、ソウヘイはフラットメイトと市内に出るということで、帰宅。家に帰るとスペイン人のアンナとシルビオが来てくれ、私の論文完了を祝ってく れた。いいタイミングで現れてくれた。

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